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~決算書~

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「ところでカツラさん、元帳はどのようにしてこられたのですか」
「元帳・・・ねぇ。その、現金の表くらいだけどさ。まあ、よく分からないから、必要なら作ってよ」
 カツラさんが、奥の棚から前年の決算書を出してきました。青色申告をしていますが、貸借対照表には記入がありません。
 青色申告制度では、正規の簿記により帳簿をつくらなければなりません。エクセルの集計表では十分ではありません。複式簿記で行うことが望ましいからです。
 科目ごとに、増えたり減ったりした金額を集計したのでは、その科目単独の動きを示しているだけで、それは単式簿記になります。実務では、入金伝票と出金伝票だけで処理しています。
 各科目が お互いに影響しあって数字を重ねていく方法が複式簿記です。振替伝票を使います。
 今までは、売上(入金)と経費(支出)を1年間集計していただけで、それを一覧表にしたものが損益計算書です。けれど、実際には現金の残もあったでしょうし預金通帳の残高もあります。仕入れたけれど使わなかったものは在庫として残っているはずです。これらを一覧表にしたものが貸借対照表で、損益計算書と併せて初めて決算書の正確さが証明できると言えます。
「今更、どうしたらいいのかねぇ」
 カツラさんは、頭をかかえてしまいました。

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