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12月の会計

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 チエさんには気がかりなことがありました。カツラさんは、今までどのようにして決算書を作ってきたのか、ということです。
 チエさんが勤めてからの現金出納帳は、エクセルで作っています。売上や仕入なども、科目ごとにエクセルで集計していました。カツラさんから引き継いで、入力だけはしてきましたが、全体的な数字が見えないので儲かっているのかどうか分からないのです。
 そろそろ、きちんと説明を聞いておかないと、と思いつつ年末の気ぜわしさで過ごしてしまいました。きょうは12月の最終営業日。28日です。

 請求書は午前中に印刷してしまう予定でしたが、カツラさんが外出から戻ってきたのは午後の2時を過ぎていました。
「チエさん、年末だよ。もう事務所を閉めようよ」
そういうカツラさんに、チエさんが考えているきょうの予定を話します。
 まず、請求書の金額をカツラさんに確認してもらい、発送してしまえば概ね年内には配達されるので、正月早々 お客様から問い合わせをもらうこともない。会計の期間は12月31日まであるけれど、年内の仕事を終えた今、在庫調べをしても差支えなさそうです。
「はい、そうですね」と小さく返事をして、カツラさんは差し出された請求書に判を押し始めました。

[説明]
 会社(法人)は、会社ごとに決算時期を決めることができます。が、個人事業主の場合は、12月でその年分の会計を締め決算を行います。
 決算を行う期間は通常12か月で、末日(12月31日)には棚卸をします。正月休みのあとでも構わないのですが、1月は何かと忙しく、決算のための事務は他にもしなければならないことがありますから、できることはしておくと良いでしょう。

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