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~借りた金の返し方~

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 翌朝、エイコさんが出勤しヤスジさんも出かけてしまうと、チエさんは平安のサチコさんを訪ねました。自分も働きにでようかと相談をするつもりです。
「あるわよ。チエさんは事務ができるもの。ウチの常連さんなのだけどね、おとといの晩久しぶりにいらしてね。パートの事務員さんが急にやめてしまって、夜に自分で帳簿をつけているから、大変だってこぼしてたわ。紹介するから、行ってごらんなさいよ」

 チエさんは、エイコさんが言っていた「厭なこともあるけど、助けてくれるのは人だな」ということばを思い出しました。

 サチコさんの話では、サッシやドア、プレハブの倉庫などエクステリアと言われる家まわりの工事をしているそうです。
 チエさんは「リビング・カツラ」というその店に行くと、経営者のカツラさんは日焼けした顔で、頭をかきながら迎えてくれました。 
「参りましたよ。ウチなんか個人事業でしょ。職人が一人いるだけで、あとは事務の女性がいればよかったけど、労働環境がどうのこうのでまともに求人広告も出せないしね。ほんとうに参っています」
 社員を雇うことの苦労を知っているチエさんは、深くうなずきながら聞いています。
「初心者と同じですが、お役にたてるように頑張りますのでよろしくお願いします」
 なんとか働く場所の欲しいチエさんは、カツラさんの説明が終わらないうちに頭を深くさげました。カツラさんも、いい人に出会えてよかったと言い、さっそく翌日から働くことになりました。

[説明]
カツラさんが労働環境と言っているのは、おもに 雇用条件のことです。かつては、個人事業のばあい法人(株式会社)より事業規模も小さく、従業員への福利や勤務条件は異なっていました。が、現在ではできる限り整備するように経営者も努力をしています。

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