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経理超ビギナーズ・ストーリー

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よくある日の翌日」(3)

「本当に、仕事をしているとね厭なこともあるけど、助けてくれるのは人だなと思うわね。縫製工場のサトちゃんに連絡して、昨夜会いに行ってきたのよ」
 サトさんはエイコさんと高校時代の同級生です。
 サトさんとご主人で経営していた工場はすでに廃業していますが、長女がフリーランスのイラストレーターとして工場の半分を使っています。残り半分のスペースで、サトさんや元の従業員たちが、生地を小さくカットしたり型紙を作ったりしています。主に介護施設の訓練用材料として、販売するのがご主人の担当です。
「介護施設で使うものだから、1セットが数百円。でも、本来なら処理費用を払って捨てるようなものが、反対にお金が入ってくる。サトさんたちも、納品に追われることもなく、けっこう楽しそうに働いていたのよ。知恵を働かせれば、なんとかなるわよ」
 そうね、そうねと女性たちが頷いていると、ヤスジさんが立ち上がりながら、
「そういえば、税理士の先生には相談したのかい」
と、チエさんに尋ねます。
 こまった顔のチエさんを見たミチオさんは、「まあ、いいさ」とだけ言って、工場の方へ歩いて行きました。それを解散の合図にしたように、それぞれの方向に去っていきました。

[説明]
事業を閉めるのが「廃業」です。
「破産」は経営がたちゆかなくなることです。「経営破たん」ということもあります。
会社の借金・預り金など(負債と言います)を返せなくなった状態を「破産」といいます。
「倒産」とは、経営破たんした場合にいいます。法律によって会社を整理する場合も倒産といいます。

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