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計理事務所の「担当者」という存在は重い?軽い?

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税理士事務所に勤務していた頃の話Ⅱ

総務的な業務を担当していたので、電話の受付・応対をすることの多い日々でした。

得意先のY社から電話を受けたときのことでした。
電話の主は、現場部署から突然の異同で経理担当になったというAさん。前任者からの引き継ぎはほとんどなく、分からないことは計理事務所に質問するように言われたとのことでした。
会社のお金が出たり入ったりする流れは分かっているのだけれど、伝票に起こしたりそれを記入する元帳が理解できていないらしいのです。
顧問先が多くなってくると税理士は、その対応を「担当者」として職員に税理士業務を代理させます。本来は、その任務にふさわしい資質や能力を備えていて、税理士の所属する税理士会に届出もしています。
Y社の担当は甲さんでした。出張から戻った甲さんにAさんからの電話の内容を伝えました。「良く教えてやってくれ」との返事でした。
翌日も、その1日置いた日にもAさんからの電話がありました。同じような内容の質問です。
甲さんは連絡をしていないようです。Aさんはまだ若い男性のようですが、日ごとに声が力なくなっていきます。このままでは埒があかないので「では、伺ってご説明しますから・・・」と答え、電話を切ったところで所長(税理士)に怒鳴られることになりました。
担当は甲さんなのだから余計なことをするな・・・ということなのです。
伺えなくなった旨の電話を差し上げると、Aさんは本当にがっかりした声をしていました。

 それから間もなく、Aさんが退職したと甲さんから聞かされました。「池田さんにもっと教えてもらいたかったらしいよ」
と他人事のように言われたものの、腹を立てる気にもなれずただただAさんが気の毒でした。
顧客にとって「担当者」は税理士そのものであったり、人によっては税理士以上に信頼されることもあります。ただ、
税理士の人柄や能力を裏切る「担当者」も確実にいるのです。

 そんな「担当者」のマイナス面を嫌っているのかな?事務所をお一人で運営なさっている税理士さんにお会いすると、そんなことを勘ぐってしまいます。
税理士は選べるけれど担当者は選べない・・・場合が多いのですが、どのように思われますか?

 


 

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