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税理士について考えるとき、小説「不撓不屈」を思い出します。

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起業前の三年足らずの期間、ある税理士事務所にお世話になりました。そこはTKCグループに所属していたことから、初めてその存在を知ることになりました。

TKCについては説明を省きますが、日本最大の税理士集団で、その保有するデータは経営指標として公開されたり様々な税務判断の基準値としても利用されています。

入所間もなくの頃、TKCを知らなかった私に直属の上司が「不撓不屈」を勧めてくれました。

本書は、税務会計が「朝まだき」の時代に顧客の利益を守るために国と戦った、TKC創立者である税理士飯塚毅の「負けない」記録と言えるかもしれません。そしてその生い立ちを辿り、飯塚の尋常ならざる才能や努力が描かれています。

現在、会計経理は成熟期になり、税務は目まぐるしく変化しています。税理士の在り様も変わってきているように思えます。飯塚のような息苦しいほどの熱意は、もう通用しないかもしれません。更に、TKC自体も創立時の志だけでは成立できなくなっているかもしれません。

人も組織も変化します。国の姿勢も変わります。飯塚の戦いが正義であったかどうかの判断は私にはできません。ただ、「仕業」がまさにサムライとして戦っていた時代があったことは想像できます。その歴史を振り返ることで、経営者にとって欠くことのできないパートナーの意義を考える機会になりました。

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